古民家（1888年：明治２１年以前築）のご紹介｜５,000万円・8DKの住まい｜山梨県甲斐市西八幡の甲斐市指定天然記念物「西八幡のカキ」の巨木が敷地内に有｜マトリックストラスト｜2025.11.14

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2025.11.14
いつもHPをご覧いただきありがとうございます。
本日は、弊社がお預かりしております専任媒介物件のご紹介です。
山梨県甲斐市西八幡にございます物件になります。
明治２１年以前の建築で随所に伝統構法の歴史を感じることができます。

【媒介物件のご紹介】
・山梨県甲斐市西八幡の農家住宅（古民家・築136年以上※）です。
伝統構法の免震構造ともいうべき石場建てのシンプルな土台に強固な木材をふんだんに使った８ＤＫの住まいです。
※明治２１年の古い住宅地図に本物件が確認できたため

【主なポイント】

・母屋、蔵×２と物置の配置構成。
・甲斐市天然記念物「カキの巨木」が敷地内にあります。
・現在の新耐震基準とは異なる「伝統構法」で、免震機能を備えた歴史の知恵を垣間見ることができる住まい。
・蔵内部には籠や骨董品、手作り木工農耕具など多く現存し（引渡し相談可）、過去と現代が時空を超えて融合します。

・現在のオーナーは八王子市にお住まいで、弊社の相続セミナーに度々足をお運びいただいている勉強熱心な方です。
・こちらの古民家も年間を通じで何度も訪問され、維持管理もしっかりされており、別荘のような使い方をなさっています。

【物件概要】

◎所在：甲斐市西八幡字宮ノ西
◎価格：金50,000,000円
◎種類：居宅
◎構造：木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建
◎床面積：180.93㎡
◎築年：不詳（登記簿）明治２１年（1888年ー築136年以上）
◎附属建物：①倉庫（蔵）・木造瓦葺平屋建・34.48㎡　②倉庫（蔵）・木造瓦葺平屋建・55.19㎡　③物置・木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建・33.12㎡
◎土地：1538.27㎡＋410㎡＝1948.27㎡（589.35坪）
◎地目：雑種地
◎東京電力・個別浄化槽（前面道路に本下水有）・上水道・個別プロパンガス
◎都市計画：市街化区域
◎用途地域：第一種低層住居専用地域
◎土地権利：所有権
◎建築基準法第２２条区域
◎接道状況：①東、約3.55Ｍー約3.65Ｍの公道に10Ｍ以上接道　②南、約2.65Ｍの公道に10Ｍ以上接道
◎建蔽率：50％
◎容積率：80％
◎地勢：平坦
◎現況：別荘利用
◎引渡：相談
◎取引態様：専任媒介

物件詳細

母屋の天井の一部は百姓一揆の逃れのための避難場所として低く天井が引っ張ってありますが、取り払うと太い梁が現れます。

母屋は８DKの間取りです。これだけの広さがあれば、店舗兼住宅の選択肢も広がるのではないでしょうか。

広々とした玄関です。綺麗にリフォームされています。

10帖の和室。南向き、2面採光で明るくゆったりと寛げる空間となっております。

玄関横の10帖洋室です。南面に設置しており、大正ロマン漂う設えになっております。

もう一つの10帖洋室。二面採光で窓が3か所ありとても明るい空間です。

ダイニングキッチン

トイレ

石の上に土台を立てるシンプルに見えるのに計算された石場建て。大震災レベルでは、揺らすことで力を分散させ、
土壁部分は崩れるがそれは計算の上。そこだけ塗りなおせばいいのです。
また、柱の多くは個別に修理交換ができます。
シロアリや腐食部は交換可能な伝統構法。

蔵2棟(穀蔵および味噌蔵と、文庫蔵)物置きが1棟あり収納力が豊富です。

前面道路から撮影。

甲斐市、市指定の天然記念物【西八幡のカキ】推定樹齢は300年以上。樹高は15メートルあり、カキの大きさでは県内で5番目に該当する巨木です。
カキの木は身近に見ることができますが、大部分が品種改良された果樹栽培用のものです。太平洋戦争時の空襲による消失や、一時ゴルフクラブの材料に用いられた為多くのカキの古木は消滅してしまいました。西八幡のカキは数少ないカキの巨木として大変貴重なものだそうです。